ワーク・ライフバランス 6時に帰る チーム術 [お気に入りの本]
ひさしぶりに時間ができ、書店に寄ったら目に飛び込んできた1冊。
「6時に帰る チーム術」
(株)ワーク・ライフバランスの小室淑恵さんの著書。
オーバーワークのスカスカ感に、「今のままではいけない・・・」毎日考えこんでいた矢先だったので、むさぼるように読んでしまいました。
「6時に帰る」
「プライベートを大事にしよう、ほどほどに働こう」・・・というのではありません。
「ライフ」を充実させれば、創造性が養われ、「ワーク」の場に生きてきますと。
残業時間を減らし、生産性を上げ、短時間で今以上の成果をおさめる25の手法を本書は提案します。
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私が勤める会社は起業から日が浅く、今はまだ、会社全体で1つのチームという感じです。売り上げは伸びているものの、利益ベースで考えると問題山積で、いかにコストパフォーマンスを上げるか・・・とても切実。
勘違い・情報共有不足で突発事項に対応できない等々・・・チームのパフォーマンスを下げる要因の多くはコミュニケーション不足にあると考えられる。つまり、「伝える・教える・教わる」といった基本的なことが何より重要なんですね。
どこに時間を割かれているかを洗いだすのは、犯人探しをすることではなく、チーム全体の問題として考える姿勢が大事だと思います。
・・・と、頭では何となくわかってはいたけど、じゃあどうすればいいのか?
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多様な事情と考え方をもつ今のメンバー一人ひとりに、持てる能力の最大限を発揮してもらうもらうためには、気合や気力と言ったすぐ空中分解しそうな根性論ではなく、実現可能な手法がありますよ・・・というのが、本書のポイント。
示されている25の手法(本書の中では「ツール」と呼ばれています)には、組織レベルで取り組まないと難しいものの含まれますが、個人個人でも実現可能なものも。
そんな甘いもんじゃないよ・・・なんて言う人もいるかもしれないけれど、「やれるかもしれない!」って思う「その気になる」事こそ、行動を変え習慣を変え事態を打開していく原動力になるはず。
日々是改善 です。
この本にめぐり合ったのも、ライフの賜物です。ありがとう。
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