40歳からの元気食「何を食べないか」 [お気に入りの本]
会議のメンバーの多くが、「とてもいい」と評価しても、最終的に「本の花束」に載せられないと判断する本があります。
99%いい事が書いてあっても、ほんの少し「決定的な要素」で、「残念だけど・・・」と。
当時の選書の記録から。
今年に入り立て続けに同級生を二人亡くした。
働き盛りの40代が病気で突然亡くなるケースが増えている。
漠然とした体調不良だけでなく、がんや糖尿病など名前のある病気も昔にくらべ若年化していないだろうか。
なぜか?
今の40代から下の世代と、それより上の世代とでは、同じ日本人でも食べているものが全く違うという事実に気がついていない人が多い。
戦後大きく変化した食生活は、高度経済成長と歩調をあわせるように進み、その変化はちょうど私たち40代が小学生になった頃本格化した。
これまで普通に食べられていた米が食べられなくなり、小麦粉製品が主食の座に座るようになる。
当然副食も変わり、魚介類や海草・豆腐の代わりに肉・乳製品・油脂・砂糖をたくさん食べるようになった。
大量生産による食品の劣化・添加物の投与等取り巻く環境も乱れてしまった。
人の体は食べたもので出来ているから、食事の内容で体も変わってくる。
20代・30代は何を食べても若さで乗り切れたが、40歳にもなるとそれまでのツケが回ってくる。
今40代の体に「食の人体実験」の結果が出始めているのだ。
この実験で体の弱った40代が、健康を取り戻すには食生活の再構築しかない。
「からだにいいものを食べる」という摂取過剰な不完全燃焼型食生活から、「からだに悪いものは食べない」という意識の転換をする。
幼いころまだ食の欧米化に染まらない時の記憶が残る40代であれば可能なはず。
それはとりもなおさず後に続く30代・20代・10代といった次世代に正しい食を伝えていく事になるはずだ。
「粗食のすすめ」の著者は、枝葉末節の情報の飛び交う中、トータルに食を考える事を強く勧める。
この本が、「本の花束」の掲載からはずれたのは、本の中にあきらかに「消費者団体への批判」と取れるくだりがある事、そして毒舌とも言えるほどの牛乳批判。
ずっと話し合いが続きましたが、残念ながら見送りとなりました。
牛乳批判といっても、牛乳を中心に置くと、どうしても欧米型の食生活になる・・・それが日本人の体にあわないと言ってると思います。
世の中、和食ブームで、牛乳の消費量が減っているそうです。
これは、これまで世の中にウソツキの牛乳が出回りすぎてしまったせいかもしれません。
少々原料が悪くても、熱殺菌するから構わない・・・といった牛乳ね。
私自身は、ずっと牛乳がきらいでしたが、生活クラブに入って飲めるようになりました。
牛乳については、賛否両論、まっこう勝負みたいなところがありますが、
正しい牛乳を、適正価格で、必要とする人に提供できる体制はあってほしいな。
(←これは、本当に私の私的な意見なので、一生懸命、牛乳を勧めている人、ごめんなさい。)
温かいココアに、マシュマロを浮かべて飲むのが好き。(ペコッ)
こんつは~♪
今日、カプチ~ノを飲もうと思って、目の前にあったマシュマロを浮かべ飲みました!(偶然!)
マシュマロはオーブントースターでちょびっと焼いて食べるとウマウマょ~
by は~たんママ (2006-11-29 16:21)
本当?
おいしそうだね、やってみます(^O^)
by ビオラママ (2006-11-29 20:07)