時間をかけない本格ごはん、ひとりぶん [お気に入りの本]
ひとりの食事は、大人数より簡単なようで、実は難しいところも。
わずかな時間でもしっかりごはんのコツは、シンプルな料理をたっぷり作って展開レシピで次々と楽しむこと。
1人分でもまったく無駄がありません。
しかもどのレシピも本当に10分で出来ておいしいものばかり。
からだが欲しがる料理を作るために揃えておきたいもの・手作りソース・何が何でも早く食べたい時・何も作りたくない時でも何かしら作れるヒントも。
ミネストローネ・ひじきのペペロンチーネ・白いんげん豆のスープ・チキンスープのごはん・ナムルごはんなど滋養に満ちた味わいです。
おまけの豆茶巾も絶品。
「ひとり」用ですが、受験生の1人分の夜食・1人のお昼ご飯・高齢者の1人分、もちろんこれからひとり立ちする人のためとしても年齢を問いません。
自分のためにごはんを作る事は自分を大切にする大前提ですね。
昔から「ひとりごはん」の本が好き、これまでのベストはジョアンの「クレバークッキング」・ケンタロウさんの「フライパンで1週間」と、この本。
いい素材といい調味料を使い、シンプルでおいしいごはんがどれもわずかな手間で出来るものばかり。
そしてとにかくおいしい。
柔らかくて開きやすく、台所で使いやすい、レシピの本はみんなこうなるといいのにと思います。
最後に、「1500円くらいかなー」と値段を見てびっくり、980円はお得です。
おいしいものに出会うと、それまで食わず嫌いだったものが好きになれます。
ケチャップやマーマレードは生活クラブに入って好きになりました。
そしてこの本のおかげでセロリとナンプラーのファンになりました。
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